2012年9月25日火曜日

箱の魅力とは何か

世の中、見渡せば箱に溢れている。大小、硬軟、貴賤、さまざまなものがあるが、では、箱の魅力の源泉はどこにあるのだろうか。 私が考えるに、それは可能性である。空間を切り取り、最大限利用してみせるという心意気がかたちとなって私たちに届けられたとき、その箱は輝いて見えるのだ。何かを容れるとは、そもそのようなものであるはずだ。 箱としての魅力から逃げたとき、それがいかに優れたデザインを有していようとも、どこか輝きがくすんでしまうように思われるのは私だけだろうか。
文箱を例に説明しよう。もちろん右の方が空間を切り取る意識が高い。

左側、底面と上辺とのなだらかな部分は空間を無駄にしている。

こうしてみれば一目瞭然。

箱としてみなければ、すばらしい曲線です。

一方こちらも、上辺のカーヴは箱としての自覚にやや乏しい。
蓋という相棒をはなから拒否しているではないか。

ややもすればこのだらしなさに通ずる。
お分かりいただけただろうか。
たまたま手元にあった文箱を例に挙げたが、むろんこれらは箱という名を持ってはいるが、箱とはそもそも違うジャンルに属しているのだから、これら自体に対する評価とはお考えにならないように(両方とも祖母の形見)。
(話がややこしくなるが、もちろん箱であるところの文箱も世の中にはたくさんある。小学生が持たされる筆箱もこの類であろう)

2012年9月24日月曜日

MarieBelleのブルーボックス:★★★★★

チョコレートのような高級品は、贈答用に箱もすばらしいものが使われてますね。
和菓子ならば和紙を貼るところ、革のような風合いの紙が使われていて、いい手触り。Téobromaのシックな箱もいいですが、鮮やかなブルーのマリベルのシリーズもすばらしい。優等生過ぎて特にいうことはありません・・・。
正方形。
ブルー。
中敷で2段にしてある。
裏地との色あわせ。
ちょっと写真の風合いをいじってみた。
奥に見えているのは子どものエプロン。





2012年9月23日日曜日

鶴乃子:★★★★★

はじめて鶴乃子の箱に出会ったときの感動は、いまなお薄れていない。福岡出張でもあったときには、お土産にしようかと必ず思う品である。
10個入りだったかの大きな方は、紙製で、なおかつこの美しい卵形を備えており、まだ同居前だった妻のアパートで裁縫道具だかを入れて使ってもらっていた。目出たく同居とともに手元に戻っており、現在も茶箪笥のなかにあるので、また改めて取り上げよう。
今回は玄関の靴箱の上で自転車用の工具入れ(実用というかオブジェだが)になっている小さなプラスチック製のもの。コストの兼ね合いで紙製ではなくなったのだろうか。プラスチックならカーヴもきれいに出るのに不思議はないが、このややぼってりした卵形と厚さとの比率はやはり心くすぐられるものがあります。
美しい。
こちらから見る方がより美しい気がする。
鍵とかそういう小物が似合う。
背景に新聞紙を入れてうるさくしてみたが、 全くそれに負けない存在感。

2012年9月22日土曜日

macoto-sanの弁当箱 ★★★★☆

弁当箱というからには、かつては弁当が入っていたこともあったのでしょう。 いま我が家にあるのは、実家から春巻きかなにかをいただいたときに使われたのだと思います。
縁の丸さとかそういうのは、やっぱり紙では出来ないですね。
微妙な凸凹もいい感じ。
この弁当箱は、ふたと本体の嵌り具合が良いのです。
もっとも弁当をいれてひっくり返すわけにも行きませんが。
てゆうか、そろそろ実家に返さないと。

2012年9月21日金曜日

総本家かん川、しほみ饅頭の箱 ★★☆☆☆

なかにどんなものが入っていたのか全く記憶に残っていませんが、このやや長、浅過ぎず深過ぎない箱のすばらしさは、箱趣味のない方でも思わず引き出しにでもしまい込みたくなるでしょう。 作りは至ってシンプル。なにかに利用するというよりは、純粋に箱として眺めるためのものと考えるべきでしょう。
絶妙に厚ぼったいところが容積を感じさせて★★★。
いまひとつ色がキレイに撮れない・・・。
落ち着いた深緑で、だんだん焼けて浅くなって来ているのが美しい。
こんな感じで実用性は★☆☆。あと8ミリくらい薄いとベスト。
やっぱり眺めて楽しむのが正解でしょう。